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ペット可の物件 ~原状回復するには~

ペット可の物件 ~原状回復するには~

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今回は、ペット可の物件について言及したいと思います。

 

トラブル例「所有する物件が築30年を超えたこともあり、ペット可物件にすることにした。すぐに入居者が決まったが、2年ほど住んで退去した時には、すでに部屋がボロボロでした。猫を飼っていたが、部屋中傷だらけになっており、畳の部屋やふすまには糞尿がかけられていた。とても原状回復できる状態ではない。

見積もりを取ると、通常の倍以上の費用がかかることが分かった。

退去清算で値段を伝えたところ、高すぎると言われてしまった。

管理会社によると、こういった場合は、請求しても払ってもらえないことも少なくないとか。」

 

今回は、こういったケースについて考えていきたいと思います。

 

築年数が経った物件の空室を埋める対策として、「ペットも飼っていい」物件にするという手段があります。

 

常識的な住居者であれば問題ないのですが、中には常識のない入居者もいます。

 

こうなってくると、修繕費にお金がかかりすぎて、空室対策の意味がないですよね。

 

猫の尿は、犬のものと比べて、臭いがきついです。

 

なかなか落ちにくいのが特徴です。

 

あまりに臭いが残るので、数回に渡って修繕をする場合もあります。

 

数回も修繕をしないと臭いが落ちないので、そのまま空室にしている方も多いのです。

 

こうなってくると、「においをあまり気にしない人」が住んでくれるか、「臭いがなくなるまで努力する」以外に手段はないのです。

 

では、こういったトラブルに対してどのような対策を取ればいいのでしょうか?

 

方法は2つあります。

 

1つ目は、ペット可の物件にする場合は、「ペットに関する規約」を事前に設けておくのです。

 

規約に反したら、入居者が修繕費を払うように約束しておかないと、家賃5万円で修繕費が数百万もかかってしまったら、元も子もありません。

 

最初は1匹しか飼っていなかったのに、気が付いたら数十匹に増えていたなんてこともありえます。

 

こうなってくると、動物特有の臭いは、なかなか落ちなくなります。

 

ですので、あらかじめ、ルールを入居者との間で確認しておくことが必要になってきます。

 

もう一つの方法が、「ペット可の条件を出さなくても、入居者が決まるような好条件の物件を所有する」ということです。

 

そもそも、ペット可の条件を出して譲歩しなくても、常に入居者がいるような物件であれば、このような問題は出てこないのです。

 

入居者が常にいるような物件は、

1、都心で

2、駅からのアクセスもよく

3、大学などの施設が近くにある

 

こういった条件が揃っている物件であれば、築年数が経っても入居希望者がいなくなることはなくなります。

 

都心といっても、東京23区の一等地であれば、なおさらです。

 

もし、こういった物件が現実的なプランで所有できるとしたらどうですか?

cocozas.jp

 

http://cocozas.jp/cl/noda_1.b.html