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2017年のトルコリラはどうなる?

2017年のトルコリラはどうなる?

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今回は、今話題の通貨「トルコリラ」について言及したいと思います。

 

    ~ここ数年のトルコリラ

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まずは、ここ数年のトルコリラについて見ていきましょう。

 

2008年のリーマンショックで、トルコを含む多くの通貨の価値は大暴落しました。

2011年にアメリカ国債のランクが戦後初めて下落したため、この衝撃で、下降トレンドに突入しました。

 

しかし、2013年に日本やヨーロッパによる金融緩和によって、資産家たちがリスクを外貨に分散するようになり、その流れがトルコリラにも押し寄せてきたことで、上昇トレンドに入りました。

 

2015年に中国経済の成長減速の影響を受けて、下降気味になり、2015年9月には、これまでの史上最安値を記録しました。

 

ざっくりと過去のトルコリラについて見てきましたが、皆さんあることに気が付きませんか?

 

それは、「トルコリラの値動きと世界経済の動きの連動」ということです。

では、去年の2016年はどうだったのでしょうか?

 

2016年もトルコリラは下降し続けました。

主な原因として、「原油安」と「中国経済の衰退」が考えられます。

 

まず、原油安についてですが、トルコは原油を輸入に頼っています。

原油安であれば、トルコの経済は潤います。

 

原油と通貨の関係をざっくりまとめると

輸出超過国であれば、原油安の時は通貨の価値は下がる。

 

輸入超過国であれば、原油安の時通貨の価値は上がる。

 

この関係覚えておいてください。

トルコにとって経済の要である原油が安く手に入るときは、経済成長のチャンスです。

逆に産油国にとっては、輸出で儲からないので、原油安はマイナスポイントになります。

2017年現在、ここ数年で一番の原油高を迎えています。

つまり、トルコリラの価値を下げる指標であると言えます。

 

次に、中国経済の衰退ですが、中国はGDP世界で2番目の超大国です。それほどの経済規模が衰退すると世界経済全体に影響を及ぼします。

 

特に、新興国にとっては、主な取引先の衰退は大きな痛手です。

 

今後のトルコリラの展望を予測するには、やはり「原油の価格」「中国経済の動向」を見ていくのが一番効果的かと思います。

 

新興国通貨は、金利が高いですが、主要通貨ほど安定しないため、変動幅も大きいです。

トルコリラで取引するなら、レバレッジは1倍から3倍にとどめておくことをお勧めします。

 

トルコリラを扱う取引口座は

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