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日本の歴史に残る名経営者10名編

~日本の歴史に残る名経営者10名編~

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今回は、日本の歴史に残る経営者を10人紹介したいと思います。

 

1、本田宗一郎

本多技研工業の創業者

元々技術系のベンチャー企業であった本多技研は、静岡県で誕生した。二輪車から四輪車への進出に関しては、旧通商産業省の官僚と対立した。1962年には将来的な航空事業の参入を宣言していた。

 

2、松下幸之助

パナソニック・グループの創業者

かなりの苦労人で、彼の伝記を読むとその凄まじさが分かる。起業後は、水道哲学やダム経営などの独自の理論で会社を成功へと導いた。1980年代には、斬新さで先行するソニーに対して、「マネシタ電器」とバカにされていたが、近年はソニーの失速で相対的にパナソニックが優勢に。

 

3、石橋正二郎

ブリヂストンの創業者

本来は足袋やゴム靴を製造する会社を経営していた。昭和になってから自動車産業の将来性に注目し、タイヤの国産化を目指す。1988年には会社はアメリカのファイアストンを買収し、世界展開する。

 

4、小林一三

阪急グループの創業者

鉄道を敷き、沿線の宅地開発を推進したり、郊外に娯楽施設を作るなど、かなり想像力に富んだ人であった。宝塚に大型の温泉施設を開業し、余興として少女たちによる唱歌隊を結成した。これがのちの宝塚歌劇に発展する。

 

5、岩崎弥太郎

三菱財閥の初代統帥

幕末から明治にかけて、自身の才能を頼りに奮闘する。後に、「政商」と呼ばれたように、情報を利用して巨万の富を得た。色々な評価がある人物であるが、間違いなく当時の日本を進展させた人物である。

 

6、川崎正蔵

川崎造船所の創業者

日本の重工業は、造船所から始まっている。現代の川崎重工は、1866年に官営兵庫造船所の払い下げを受けて発足した。航空機、オートバイ鉄道車両、船舶などの大型輸送機器に強い。小型の機器は弱い。

 

7、久保田権四朗

クボタの創業者

現代では、田植え機などの農業機械で国内シェアトップであるが、1890年の創業当時は鋳物メーカーであった。後に、地中に埋め込む水道やガス管の国産化に乗り出す。近年のクボタは、農機が盛んな米国市場の攻略を目標とする。

 

8、出光佐三

出光興産の創業者

最近映画化された「海賊とよばれた男」のモデルになった人物。

かなり個性的な人物で、武勇伝が尽きない。最近では、創業家の反対で昭和シェル石油との経営統合が迷走する。

 

9、永森重信

日本電気の創業者

老舗の音響メーカー・TEACの出身。1973年に創業する。今では、精密小型モーターの開発・製造では世界トップの座にいる。日本企業には珍しい、買収した数々の会社を再建し発展させた手腕の持ち主として知られる。

 

10、安藤百福

日清食品の創業者

台湾出身の実業家。「チキンラーメン」や「カップヌードル」を開発し、世界中にインスタントラーメンという食文化を浸透させた発明家でもある。世界市場の年間総消費量は1000億食を超える。

 

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