トランプ政権の「アメリカファースト」について思うこと
トランプ政権の「アメリカファースト」について思うこと
今回は、トランプ政権の「アメリカファースト」について私の個人的な意見を述べたいと思います。
1月20日に正式にトランプ氏がアメリカ大統領に就任いたしました。
トランプ氏の政策を一言で言うならば、「アメリカファースト」ですよね。
要するに他の国にお金や雇用をふりまかず、自分の国を最優先にするということなんですね。
これについていろいろな意見があるかと思いますが、私の個人的な意見を述べると、
「アメリカは世界のリーダーなんじゃないのか!!?」
これに尽きます。
もし、小国のトップが、「自分の国の経済だけで精一杯なんです」と主張するのなら分かります。
ですが、アメリカの場合はどうでしょうか?
GDP世界第1位を誇る超経済大国です。
そのアメリカが他国に対して何もしないというのは如何なものでしょうか?
トランプ氏のアメリカファーストについて私が一番疑問を抱いたのは、「トランプ氏がツイッターでトヨタを非難した」事件です。
というのも、トランプ氏は、元経営者なのだから、なぜトヨタの車が売れているのかを考えないといけないと思います。
自国の雇用のみを気にして、トヨタ車を締め出し、アメリカ車を押し付けるのは、問題の根本的解決になっていません。
確かに強硬策に出ないといけない場面はあります。
ですが、強硬策を取るにしても、物事の原因を常に模索しなくてはいけないのです。
なぜトヨタ車が売れているかといいますと、
1、低燃費で
2、低価格
3、機能性
この3つを備えているからなんです。
一方で、アメリカ車は、車体が依然として大きく、燃費も日本車ほどよくないですし、価格も高いわけです。
こうなってくると、消費者は確実にトヨタ車を選びます。
自然な流れですよね。
まず、経営者であるならば、物事の根幹、「WHY」を意識していかないといけないのです。
それを無視して、むやみに日本車だけを締め出しても、結局は問題解決にはなりませんし、トヨタを攻撃し続けると、トヨタの投資もなくなってしまいます。
トランプ氏のような強硬さは今の日本の政治にも必要ですし、ハッキリとした主張がないのは日本の悪いところでもあります。
ですが、行動力をさらに裏付けるファクターは、「行動の意味をしっかりと考えているかどうか」にかかってくるかと思います。
トランプ氏の政策には皆さんいろんな意見があると思いますし、これから私も他の人の意見から学んでいかないといけないかと思います。