FXと株を比較してみよう
FXと株を比較してみよう
今回は、FXと株について比較してみたいと思います。
よく、FXと株は何が違うのか?といった疑問を持つ方が多いですよね。
私も投資を始める前はイマイチ違いが分かりませんでした。
今回は、ざっくりと二つの「共通点」と「相違点」について言及したいと思います。
「FXと株の共通点」
共通点を一言で言うならば、「少ない資金から始められる」という点です。
FXはレバレッジが最大25倍まで拡大可能です。
少ない資金から始められて、取引会社にもよりますが、証拠金5000円くらいから始められるところもあります。
株は、購入するとき、普通、現物取引は購入株数×株価分のお金が必要です。
信用取引にすると、約3倍のレバレッジをきかせることができます。
「少ない資金でより大きな取引をすることができる」という共通点を持つのです。
ですが、株は証拠金が株よりも高いという欠点があります。
ですので、FXよりはハードルが高い取引です。
他に共通している部分は、「これは下がるな」「ここから上がるな」と思ったら、売りや買いエントリーをして為替差益を得ます。
これも共通点の1つでしょう。
では、相違点は一体どんなものがあるのでしょうか?
「FXと株の相違点」
FXはレバレッジをかけられるからといって追加の手数料を取られることはありません。
安心してください。
ですが、株は信用取引ですので、様々な手数料がかかってきます。
「取引手数料」や「融資金利」などいろいろ追加でかかってくるのです。
また、信用取引をする場合は、現物取引の口座とは別に、信用取引の口座を用意しなければいけません。
また、株は株価によっては保有資産がなくなるどころかマイナスにすることもあるのです。
一方で、FXは、マージンコールがあるので、証拠金の半分に近づくと、取引会社が投資家の資産を守るために、取引を中断させます。
「結論」
では、どちらの投資がいいのでしょうか?
結論から言うと、「人によって異なる」といったところでしょうか。
1、投資の経験がなく、相場についての知識もあまりない場合→FX
2、投資経験があり、相場の知識がある場合→株
と簡単に言うとこんな感じでしょうか。
FXは、実際に取引する通貨ペアについての知識だけで済むので勉強の負担もだいぶ軽いです。
株は、色々な銘柄を見ていかなければいけませんし、ファンダメンタル分析も大変です。
車で例えると、FXが「AT」、株が「MT」といったところでしょうか。
相場分析が好きだという人は株の方がいいかと思います。
とりあえず投資を何か始めたいという人はFXがいいでしょう。