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トランプ政権のメキシコ関税 ~トヨタ自動車編

トランプ政権のメキシコ関税 ~トヨタ自動車

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今回は、今ホットなニュースについて言及したいと思います。

株をされている人は、特に自動車産業の株を持っている人にとっては注目のニュースかと思います。

トランプ氏はTwitterでの投稿でトヨタ自動車に対して、「米国市場向けの自動車をメキシコの工場で作るなら、ものすごい関税をかけるよ」と警告しました。

 

トランプ氏は、「トヨタ自動車はメキシコのバハに米国向けのカローラの新工場を建設するみたいだけど、そんなことをされては困る。米国に工場をつくるか、もしくは多額の関税をかけるよ」と述べた。

 

彼は、これまでフォード・モーターなど米国自動車大手を含む米国企業にメキシコに工場を作るってはいけないと非難してきましたが、外資系企業を非難したのは今回で初めてです。

 

トランプ氏のTwitterでの投稿によってトヨタの株価が3%も変動したそうです。

 

ここで、思ったのですが、アメリカ大統領のTwitterともなれば、市場すらも簡単に動かせるのんだなって思いました。

 

すごすぎる!!トランプ大統領の投稿!!

 

トヨタはこの投稿によって、アメリカに1兆円の投資を公表しています。

 

トランプ氏の台頭によりアメリカ企業が海外に出ていくのを抑止していました。

今回初めて海外への矛先がトヨタになりました。

 

アメリカファーストを唱える彼は、「アメリカの雇用がなくなること」を防ぐ意向があるわけです。

 

ここで考えておきたいのは、このニュースをどう投資に活かすかです。

ここからは、あくまで私の個人的な意見ですが、日本企業をはじめとしてメキシコに進出しようとする企業は、おそらく激減します。

 

そうなってくると、メキシコペソも今後これまで以上に暴落すると考えられます。

11月からトランプ氏の台頭により下がり続けていたメキシコペソの価値ですが、今後も下がるかと思います。

 

アメリカ向けの輸出工場が少なくなるということは、メキシコにとっては致命傷です。

メキシコは、自由貿易協定でアメリカとの貿易に大きく依存しています。

それが途絶えてしまうということは、メキシコ経済にとってはこれまでにない致命傷と言えるでしょう。

 

これまで、オバマ大統領は協調外交でしたが、トランプ大統領が強硬外交に代わり、相場を激変させる要因となってしまいました。

 

株をされている人は、メキシコに工場を持っている企業かどうかを確認すべきかと思います。

今回のトヨタへの批判は、約900社の日系企業に波紋を寄せると予測されています。

 

簡単にまとめると

1、FXにおいては、メキシコペソの通貨価値は今後も下がると予想される

2、株においてはメキシコへの工場進出をしているかどうかに着目する

 

こういった背景は、ここしばらくは抑えておくべきかと思います。

また、トランプ政権についての記事を後々更新していきます。

 

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